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2015年12月11日

Westone製のイヤホンはリケーブルすべきか?〜 W40を3ヶ月使用してみて 〜

最新記事: HCK mmcx 2.5mm Balanced 7N Single Crystal Copper Silver Cableレビュー - Westoneイヤホンのリケーブルに最適なバランスケーブル

IMAG0196.jpg
今回は購入してから約3ヶ月経ったWestone W40について、
使用してみて感じたことが多数あるので書きたいと思います。

スペック



ドライバー構成
BA型(低域2,中域1,高域1)
再生周波数帯域10Hz〜18kHz
ケーブルmmcxコネクタ方式
装着方式耳かけ型


BAドライバー4基の本製品ですが、低域ドライバーが2つで構成されています。スペックに関しては新製品でもないのでこれくらいにしておきますね(笑)

購入に至ったきっかけ



今年の春にeイヤホン秋葉原店・フジヤエービックにいき、個人的に気になっていた約50機種のイヤホン・ヘッドフォンを聴き倒した結果、予算なども考えて一番気に入ったイヤホンがこのWestone W40でした。まるでヘッドフォンのような音の温かみがありかつ音の空間表現が豊かなところが素晴らしいです。音域に偏りがなくほぼ全ジャンルに対応できているところも良いですね。ウォーム系サウンドであればダイナミック型のイヤホンでも得られますが、同価格帯のダイナミック型は解像度がBA型ほど良くなかったり、低域が多めになってしまいバランスが崩れているものが多いです。また私は中音域を重視しているので、中音域の解像度がピカイチなW40はまさにもってこいのイヤホンだったというわけです。

特徴を簡単にまとめると

  • ウォーム系サウンド
  • 高解像度
  • 全音域バランスがとれている
  • 音場が広い

といった感じです。

普通の音といわれがちなW40ではありますが、上記の条件を満たすイヤホンはそうそう無いです。DN-2000, Unique Melody MAVERICKあたりのハイブリット機が同じ部類に入るかもしれませんが、私はDN-1000を所持していたのでDN-2000の解像度では満足できず。Unique Melody MAVERICKは予算オーバーです...(流石に14万は厳しい!笑)

IMAG0127.jpg

見た目は若干ダサい(笑)ですが、これでも2015年の春にデザイン変更がなされていて見栄えは良くなっています。




楽器・音楽のジャンルとの相性



基本的にはどの曲にも合うW40ですが、音楽のジャンル・楽器などで特に相性のいいものを簡単にまとめたいと思います。

J POP
ROCK
Acoustic Songs
Dance Music
アニソン
ボーカル
電子音
ピアノ

ギターともなかなか相性が良く、ROCKが合うと思ったのはその点からです。最初でも言った通り中音域の解像度がピカイチなので、ボーカルの響きはまるで自分が発声しているかような感覚になることがあるほど素晴らしいです。アニソンは情報量が多いので4BAであること自体が長所につながっているかもしれません。





3か月使用してみての感想

DAP はFiiO X3 2nd を使用していますが、高音が刺さることなく気持ちよく響きます。FiiO X3 2nd は高域のアタックが強めのイヤホンとの相性が悪く高域が少し刺さり気味になってしまいますが、W40ではとても心地の良い高域が奏でられます。音の解像度にも不満が残りません。装着感は「耳にぴったり」です。BA4基ですがハウジングが耳の横に収まります。寝イヤホンとしてよく使っていますが、たまにハウジングで耳が少し痛くなることがあるのでこれ以上は大きくしてほしくないですね。ここまではポジティブなものですが不満点も少しあります。うっとりとして聴ける高域ですが、若干高域の抜けが悪い。もう少しくっきりとした高音が聴きたいと思うことが多々ありますね...



さて本題に入ります。


リケーブルについて


リケーブルをするメリット
リケーブルをすることにより音質の向上が見込まれます。再生機器から送り出されたアナログ信号は、ケーブルを流れてイヤホンに送り込まれるためケーブル間で減衰してしまいます。ケーブルを抵抗が少ないものに変えることによって、より送り込まれた通りの信号を伝えることができるというわけです。

Westone製イヤホンのリケーブル
このことに関して非常に悩みました。何故なら基本的にWestoneのイヤホンはリケーブル前提に作られていないからです。リケーブルしていないありのままの状態がWestoneの音であり、ぜひその音をユーザーに楽しんでもらいたいという思いが会社にはあるようです。また、一度でも使ってみるとわかるのですが純正ケーブルの取りまわしはとても良いです。私がいままで装着したイヤホンの中で一番良いです。耳かけ式イヤホンなのに耳にかける動作が全然難しくない。そして絡みにくい・服に当たってもガサガサしない。それほどに純正ケーブルの完成度は高いです。リケーブルするのが当たり前という態度のメーカーも少なくないので高級イヤホンメーカーとして素晴らしい心がけであると思います。ですがせっかくのmmcx方式。ユーザーとしてはぜひともリケーブルはしてみたいものです。

〜そもそもWestoneらしい音とは〜
私の考えにはなってしまいますが、Wシリーズを全部聴いて思うことはやはり「暖かい音」です。しかしユニバーサルモデルには他にもUM Proシリーズがあります。そちらは少し違った味の音がしますが、リスニングライクにつくられたWシリーズではこのような音作りがなされています。

リケーブルしてみる


結局、聴いてみて良ければ使おう!と思いリケーブルしました。Westoneのmmcxコネクタは標準のものと若干違うのですが、最近ではWestone用のmmcxケーブルは充実しています。さまざまな種類のものが出ているのでぜひ視聴して選びたいところですが、私の住むところの関係上厳しいので(笑)今回はケーブルの特徴をもとにWestoneの音作りが極力失われないケーブルを選ばせていただきました。eイヤホン秋葉原店に行く予定はあるのでその時にほかのリケーブルについても試してみたいと思います。

EC-5C-Black-300x300.jpg

eme-audio EC-5C Black

今回購入したのはこちらのケーブルです。価格は9500円でした。OFC(無酸素銅)ケーブルを採用し、銀メッキコーティングがなされています。銀線を採用したケーブルは電気の通りが良くなるだけでなく音の傾向までもが変わってしまうようなので、今回は銅線を使ったこのケーブルでリケーブルしました。

IMAG0105.jpg
フェイスプレートを青に変えてみました。FiiO X3 2nd に直刺し。

音は変わったか?

リケーブルとはいっても同じ「銅線」なので、さほど音は変わらないのでは?と思っていましたがやはり音は違いますね。

どのように変わったかというと

  • 高域の抜けが良くなった
  • ハリのある高域になった
  • ボーカルが近くなった
  • 低域が弾むようになった
  • 全体的に解像度が高くなった

このような感じです。

スネアドラムの音やシンバルの音がくっきりするようになりました。また、高域の抜けが悪いという短所もリケーブルによって解消されました。上記のとおりプラスになる点が多かったのですが、リケーブルをする前とした後でどちらが好みかという点で悩みました。なぜならリケーブルをすることによって全体的にスッキリした音になってしまったからです... 落ち着いた印象のW40がさわやかな印象に変わってしまうのはちょっと悲しい。とはいってもW40のウォーム系サウンドが完全に失われたわけではないです。純正ケーブルの時と比較してリケーブル後はスッキリしたように感じるというわけです。


また、マイナスな点を挙げるとすると


  • 低域が弾む分、若干浅くなった気がする
  • ボーカルが近くなったことにより音場が狭くなった?


といったところです。ですが音場に関しては、良く聴いてみるとリケーブル後も十分に広い。うんー・・・



IMAG0194.jpg



結局リケーブルして良かったのか?

このことなんですが、一週間ほどeme-audioケーブルを使用してから純正ケーブルで聴いてみたらもう純正ケーブルには戻れないことに気づきました。決定的な理由は解像度の違いです。リケーブル後は全体的に音像がくっきりしています。久しぶりの純正ケーブルはすこし音がぼやけているように感じました。まあリケーブルして良かったみたいです。



最後に


Westone W40,手放すことなく一生使えそうです。最初は4ドライバーで約6万円と少し高い印象を受けましたが、値段相応の価値あるイヤホンだと思います。最近は新興国メーカーの発展が目覚ましくドライバー数に対しての値段がとにかく安い。そのため市場にも多く出回り人気もでている(私自身新しいものが好きなので気持ちがよくわかる笑)ようですが、
「老舗メーカーでしか作ることができない音というのがやはりあるな」
と、このW40を聴いて思いました。老舗ならではのものがWシリーズには沢山詰められているのではないかと思います。
リケーブルに関しては、Westone W40はBAドライバー機の中では低域が出る方なので低域が失われる傾向にある銀線は△。銅線でさえWestoneの音に変化を与えてしまうので注意が必要。といった感じです。
ですがやはり解像度などイヤホン自体のレベルを上げるにはリケーブルはもってこいですね。
「視聴して気に入ればリケーブルする。」
べつにそれで良いと思います。やはり人の好み・聴こえ方はさまざまですから商品のレビューだけではなくちゃんと自分の耳で確かめて買う方が良さそうです。
W40本体はとにかく全ての音に対して非常にバランスがとれたイヤホンなので、低音好きの方も高音が好きな方も視聴なしで買って後悔はなさそうです。同価格帯ではSE535を選ぶ方が多いと思います。しかしSE535はモニター系イヤホン。音楽を楽しむために作られているのはW40ってわけです。W40のほうが魅力的ではありませんか??笑
新しいハイエンド機・メーカーも最近は増えてきていますが、昔からの音を引き継ぎながらも進化し続ける老舗メーカー「Westone」のイヤホンを選んでみるのも良いのではないでしょうか?


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posted by Cav at 21:22 | Comment(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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